久しぶりの北方航海

ヴェネツィアで請けた久々の美術クエストが「画商が描いた絵画」*1であったので、セビリアで少し準備をしてから何か月ぶりかに北海方面へと舳先を向ける。

トレドの風景、聖ヴェロニカ

まず、セビリアからヒホンへと寄港して、以前開錠ランクが足りずに断念していた「風景画の地図」にチャレンジ。
エル・グレコが失意の時代に描いた「トレドの風景」という風景画である。ヒホンの酒場になぜあるのかは不明だが。
ヒホンから次いでボルドーに寄港。こちらは以前にもすでに発見済みの「象牙の聖櫃」を「教会の祭器の地図」によって再発見するにとどまる。とりあえず、ブランデー、干しブドウ、ワインと3種購入してみたが、次の寄港地アントワープでは酒類暴落。幸いとあまり暴落していなかったのがシェリーだが、それでも70%程度だったので、クエストの流れからロンドンで売ることに。
アントワープ教会では「教会画の地図」にチャレンジ。「フレマールの画家」と同一視されることもある、ベルギーのヴァランシエンヌ出身の画家ロベール・カンパン(Robert Campin 1380?-1444)の作品を発見した。「聖ヴェロニカ」である。

画商が描いた絵画

ヴェネツィアからアントワープまではこれということのないクエスト。

フランドルってわかるか?アントワープ周辺の地域のことなんだが。そこにある画商がいるんだが、いい絵を描くと一部で評判でな。ところが趣味で描いているらしくて売りに出さないんだよ。手に入れたいので調べて欲しいそうだ。アントワープで情報を集めてくれ。

アントワープで工房職人と会話。

絵を描く画商ねえ。それはヤン・フェルメールのことだろうな。画家組合に所属しているのだが、生計は画商で立てていてな。作品は見たことがないが、相当うまいとは聞いてるね。取引先で聞いてみろよ、ロンドンのダケット氏とかな。

ロンドンで大商ダケットと会話。

フェルメール氏の作品なら、小品だが1点だけ持っているよ。商談のついでに見せてもらって、すっかり気に入ってしまってね。無理を言って譲ってもらったのだ。本人は自分の絵は売るつもりがないそうだが、もったいない話だな。大変な才能があると思うのだが……。

ダケット商館右側奥の絵画を探索。
今回の「画商」は寡作の画家として最近はやたらと人気のあるヨハネス(ヤン)・フェルメール
その「レースを編む女」の絵だけれども、フェルメールの絵なら「真珠の耳飾りの少女青いターバンの少女)」が見たいなあ。もう少し高ランクの美術クエであるのかしら?

*1:報酬:104,000D 難易度☆×8 探索R6 美術R8 オランダ語