カリブ六日目

navigador2005-09-29

ディレンマ

今日は朝からイン。というのも、仕事は夕方からなのだ。
で、朝入るときれいなまでに相場がよい感じ。ジャマイカテキーラが80%くらい、砂金も90%から下降線、めのうは110%から上昇中という状態。酒類は意外とカリブでは点在するがために交易物としては不向きで、ラム酒はほぼ各港にあるがために、逆に中での交易はほぼ不可能。よって、実はジャマイカハバナテキーラしか買えるものはなかったということが、ようやく分かってきた。テキーラは、結構難物で、100%切っている状態でないと利益は出にくい。その点、多少値上がりしていても問題のないめのうやカカオなどとは違うのだ。

それで、積み込みブーメランを5回ほど繰り返してサントドミンゴに持ち込む。
今度はサントドミンゴで銀を積み込んで、最後に砂糖を上積みしてからサンファンへ。サンファンからまた砂金を積んでサントドミンゴへ、ということなのだが、もともとブーメラン自体あまりしていなかったのは、単調作業が大嫌いということもあってで、普段はだいたいがところ、これにサトウキビを砂糖に、とかピーナッツをピーナッツ油に、という工芸作業を挟んでいる。これだけでも、ちょっと違うのだが、今回は刻一刻と相場が変動はしているので、ついつい繰り返しになってしまう。そんな感じで2時間ほどやると、随分と気疲れしたので、ログアウトした。
相場がよいとブーメランを何度もしていやになるし、相場が悪いとすることないし、で結構修業の道は厳しいのね、と改めて感じた朝だった。