美術クエストの元ネタ探索(1)
「画期的な絵画技法」→「ゴルゴダの丘」
アンドレア・マンテーニャの『キリストの磔刑(Crocifissione, 1455-1459?)』。
この当時はヴェローナのサン・ゼーノ聖堂にあったものと思われる。ヴェローナはジェノヴァあたりが近いのではないかな……やはり、クエスト的地理感覚でゆくと、ローマの外港オスティアくらいは欲しいかな、上陸地点でもいいんだけれども。フィレンツェは実際のところ、外港はピサだったから、あの辺りにもフィレンツェを代表するものがあるといいなあ。*1
マンテーニャというと、やはり遠近法を駆使した画風と、妙にごつごつとした質感のキリスト、というイメージがあって、フィレンツェのブレラ美術館にある「死せるキリスト」がその最も特徴的な作品かなー、という気がする。