再び地中海へ

とりあえずリスボンで終えた前回ではあるけれども、その後セビリアイスパニア本拠地に久しぶりに帰着した。レシピが欲しいなあ、というのもあって、本拠地への投資でもするかなあ、ということで随分久しぶりにセビリアの王宮を訪れて、タベラ枢機卿に会う。
しばらくまた地中海あたりをふらふらしようか、と考えて、セビリアでクエストを請け負う。エル=グレコの描いた肖像画バルセロナへと配送するもの*1である。そのまま、セビリア→マラガ→パルマバレンシアバルセロナと短距離区間で停泊しながらバルセロナへ到達。オレガノが存外に売れないので不良在庫になってしまっていたが、辰砂・ワインビネガーあたりは転々と売れたようだ。
ついで、モンペリエ経由でマルセイユに行き、マルセイユで酒場女イレーヌに報告してもらう。そのまま、ジェノヴァにワインを配送するクエストを請け負う。マルセイユで買ったものをそのまま持って行くだけなので、気楽である。しかも、隣街だし。
ジェノヴァに到着して、そういや大砲を持っていない*2ので、武器職人を覗いたら、随分と種類も豊富になっている。公式サイトの掲示板で、さまざまな職人たちが嘆いていたのは、こういうことか、と思った。とりあえず、大砲を買うために少しお金を稼いでまわり、それから北に戻って停滞しているイベントをこなさないとなあ、と思う。なぜか、冒険家依頼紹介人から、サルデーニャ島の漁場調査*3のクエストを引き受けてしまったので、次は南下である。ひさびさにチュニスにも入るだろうし、楽しみ。

職人たちの悩み

上にもちらりと書いたけれども、今この大航海時代オンラインではさまざまな生産スキルを使う「職人」たちがかなり打撃を受けている。というのも、大砲を作る鋳造スキルや船首像を作る工芸スキルなどは、高ランクで生産できるようになる製品までもが、店売りされるようになり、「商売あがったり」という感じになっている。縫製スキルはというと、刺繍糸が多くのレシピに追加されてしまって、その刺繍糸は入手ができない?難しい?ということらしい。でまあ、まだ何とかなっているのが調理スキルなのだけれども、その調理スキルは正直おもしろみが少ない。
ぼくは、完全に調理スキルのみをやっているのだけれども、基本的には調理スキルで造られる料理というのは、行動力をランク×5の回復、という単純なものしか生産されない。結局、そうなると材料費と回復力の費用対効率の考え方だけになってしまうので、造られて売れるものというのが限られてしまう。でも、せっかくさまざまな調理レシピがあり、料理があるというのに……という調理職人たちの言い分ももっともで、レシピがあれば作ってみたいのが人情なのに、作っても売れない、というのでは余りに悲しい。さまざまな効能があればね、というのはぼくも全く同意なのである。

*1:肖像画の配送 ☆×2 報酬:6,200D

*2:よく考えるとすさまじいことだけれども、以前大砲が大破して以降、実は大砲無しの状態で航行している。

*3:漁場調べ ☆×2 報酬:4,400D