10月アップデート

今日は仕事が作業的なものであったし、本来出勤日でもなかったから、大航海時代ONLINEの公式掲示板を見ながら作業を進めていた。そうすると、当然のことながら、「ブーメラン行為」*1禁止の10月アップデートは、多くの人がいうように、「光栄が示すプレイスタイルのみを押し付けるもの」としかとれないなあ、としみじみと思った。
ぼくの場合は、今日の航海日誌にも出てきたような感じで、たいがいの場合は二都市、三都市間航行をしているし、まだダイヤ交易などに手を出したこともないので、交易にはブーメランを使ったことはない。だけれども、たとえば旅先の港に投資褒賞としてのレシピがあったりすれば、ブーメランでレシピを出すこともあるし、何よりもっともブーメランが切実に迫られるのは、船員補充である。
危険海域を航行していて、PKに会うことはもちろんあるわけで、その場合、事前の回避措置などがしっかりとできていない限りは、現状の自分の技量などからいっても、まず白兵戦をしかけられて敗北、そして多少の金銭と場合によってはアイテム、たいがいはしょぼい交易品を奪われる、ということになる。被害自体はまあ、覚悟のうえのことだけれども、船員の補充はブーメランで回復しない限りは、PKだけでなくて危険海域の強力なNPC海賊にも捕捉、撃沈される危険性があって、最寄の港で安全に航行できる人数まで回復させない限りは出港できない。ところが、このアップデートがブーメラン的なものをすべて排除するとすれば、船員回復だってできないわけで、そうなると、もう商会の誰かに護送してもらうとかでないと、たとえばカーボヴェルデ*2などで何もできずに過ごすことになりかねない。
掲示板に書き込まれている大勢の意見は、至極まっとうで、投資の書類だとか取引の書類だとかは出すのは結構なことだ。それがブーメラン行為を駆逐できれば問題は解決するはず。だから、ブーメラン自体はできるように残しておいてほしい、ということで、これは非常に賛同を覚える。別に、どっちをやったってよいわけじゃないか、と思うし、何より面倒な方向、面倒な方向にばかりゲームを改変するのであったら、それは商品を売れない方向へ売れない方向へと改悪をしてゆく不思議な営利企業ということになるだろう。まあ、そういうものもあるらしいけれども。

*1:購入できる交易品、クエストの内容、船員雇用可能数、投資可能口数というのは、従来の大航海時代ONLINEでは出港してほぼ1日程度で回復するということになっていた。そのため、とくに危険海域などでは青ネーム地帯と呼ばれる港周辺の対人非戦闘区域の中をブーメランがくるくると回ってくるように回って戻ってくるという行程をとって、上記の項目を更新させていた行為を、ブーメラン行為といった。

*2:ここは西側に見えない壁が現状あるためもあって、PKが出没しやすい海域だ。